fc2ブログ

ガラスリペア後の経年変化

以前、ガラスリペアをさせてもらっていたお客さんから 「また飛び石でやられたので・・・」 と、ご依頼いただきました。

作業の合間に前回やったところがどんな常態か確認してみました。

台帳を見てみると二年二ヶ月ほど前にやっていて、右端から23cm、下から10cmのところと記載しておりました。
この台帳がこういう時に役に立つんですね~。

P1080326.jpg

これ、ヒビの中に浸透させた樹脂は変化なしですが、表面に石が当たってできた凹み部に埋め込んでいる樹脂の輪郭が劣化して欠けております。

この部分は埋めた樹脂が露出しているのと、ワイパーを回したときにゴムが接触する場所でもあるために、このようになることがあります。

”できるだけ永く美しく” をモットーにしている私としましては、ちょっとへこませて仕上げるとかの工夫はしておりますが、この時すでにそれをやっていたかどうかは・・・???なところです、すいません。

これでヒビが拡がるとか、車検に通らなくなるとかはないですから、そのままにしておいても大丈夫ですが、もし気にするお客さんがおられれば、その部分だけ埋め戻しが3000円+消費税できますので、お気軽にお申し付け下さいね~。

ガラスリペア、よそではお断りのパターン

フロントガラスリペアのお問い合わせ時、リペア可能かどうかを判断するのに、損傷箇所の大きさと、それがある場所を確認しております。

通常、業界ではガラス廻りの黒い(セラミック)部分は不可能とされておりますが、”やれるんじゃね?” の精神で、うまくいく可能性のほうが大きいと自分なりに判断した時には挑戦してみることにしております。

近所の車屋さんから来たアウディTTがそのパターンだったのでやってみました。

損傷部位真ん中の、穴のほげている所から専用の樹脂を流し込んで固めるんですが、ここはその樹脂が入りきったかどうかが分かりにくいところなので、永年の経験による勘っていうんでしょうか、そういうものが必要になってきます、はい。

P1080143.jpg

仕上がったあとは、逆にこの場所だったことが幸いして、ほとんど分からなくなりました~。

この車屋さん、ガラスリペアは今回初めて頼んでくれましたが、引き取りに来られた時、「かぁ~っ、ぜんぜん分からんやないですか~!」 との最高の褒め言葉。

とっても嬉しいひと時です。

P1080153.jpg

そして・・・
ふとしゃがんだ瞬間、このアングル!

「ん~、かっけぇ~!」

P1080162.jpg

ありがとうございました。

C-HRのガラスリペア

先日依頼してくれたお客さんの同僚の方から連絡があり、大野城市まで引き取りに行って来ました。

今回は登録から三ヶ月の新車なので、そ~と~ショックだったそうです!

「よっしゃ~」 と言いつつ、できるだけリペア痕が残らないように頑張りました。

P1070544.jpg

このお客さん、今まで乗り継いだ数台の車で、フロントガラスのひび割れは6回目だそうです!

聞いてみると 「以前は車間距離を詰めて走行するほうだったんですよ~」 とのことでした。

安全運転にもなるし、後続車の人がイラつかないレベルで車間を空けて走ったほうがいいですね~。

ちなみに私は30年以上、一回もやられたことはありません。
そのうえ、ゴールド免許の制度ができて以来、ほとんどゴールドなので免許更新もチャッチャと楽勝で帰って来れます。

すいません、自慢話でした~。

祈、安全運転!



帰省中の車のガラスリペア

いよいよ待ちに待ったゴールデンウィークでございます。

いつもどうり、特に大した予定も立てないんですが、いいですね~!
大型連休はゆったりとした時間を楽しめるだけで幸せです!

外で草むしりなんかしていたら、ガラスリペアの依頼がありましたので対応しております。

もしやと思い聞いてみたら、京都からの道中にやられたそうです。

P1070281.jpg

こういう場合、特に気にしなければいけないことがあります。

ガラスリペアの作業っていうのは、ヒビの真ん中らへんにある、飛び石が当たった衝撃点といわれるところから樹脂を流し込んで固めるものです。

量販店なんかで売ってある素人さん向けのリペアキットには、さも 「簡単ですよ~・・・」 的なことを書いてありますが、殆んどの場合、真に受けちゃ~いけません!

ミクロだかナノのレベルかは分かりませんが、超極細のヒビの中に樹脂を流し込むので、これまでに蓄積してきたいろんな技を繰り出しながら作業を進めていきます。

今でも ”日々是精進” と思って頑張っております、はい。

樹脂がスッと入ってくれれば、あとは紫外線ランプで固めて 「ハイ、いっちよあがり~!」 なはずなんですが、なかなかどうしてなんです・・・

できるだけ、ヒビの隅々まで樹脂をいきわたらせるために、刺激を与えたりもします。
ヒビが拡がる危険性と隣り合わせの作業も、時には必要だったりします。

P1070285.jpg

25年やってて何回かは、しくじったこともありました。
その場合、交換専門の業者さんを手配して取り替えてもらい、その間、お客さんにはうちの車に乗っててもらうとかします。

ところが、今みたいに大型連休には業者さんの手配ができないうえに、お客さんは数日以内に遠方まで戻らなければならない・・・

こういうことを考えると、そう無責任なことはできないんですよね~、悩ましいところです。

今回は、事情を説明したうえで受けさせてもらいました。

バッチリうまくいきましたのでお客さんに喜んでもらいました。

よかったよかった。

フロントガラスリペア、こういうことも・・・

たま~になんですが、かなり頑張っても修理用の樹脂が、ヒビの中に一部入らないことがあります。
今回、そのパターンだったのでお知らせしときます。

ヒビの形もちょっと珍しくって、飛んできた石が転がりながらコンコ~ンと当たって割れたような感じです。

ぱっと見、二箇所かなと思いましたが、繋がっていたので、一箇所扱いです。

P1060379.jpg

割れてから10日ほど、そのまま放置されていたそうです。

雨水や微細なゴミが入っているかもしれないので、樹脂を流し込む前の下処理を、丁寧に時間をかけてやっていきます。

途中まで順調にいっていたんですが、もう一息のところで、樹脂が浸透しきれないところがあります。

自分の技量的に考えられる ”裏技” は全て使い果たしましたが、どうしても 《あとちょい》 なんです!
残るは、割れが拡がるのを覚悟で強い刺激を与えるか・・・?

否、このまま固めることにします。

これまで20年以上やってきて、《あとちょい》 残ったものが原因で、修理後に拡がったとか、車検でひっかかったとかは無いので、一応はこれでよし、とすることにします。

右側の黒い点が、その 《あとちょい》 の部分です。
くやしいかな、幅0.5㍉、長さ1.5㍉です。

P1060383.jpg

内側から見たらこんな感じです。

P1060388.jpg

お客さんにあとで説明する時、「綺麗ですね~、友人から上手って聞いていたんですよ~!」 とのお言葉を頂きました。

まだまだ、”日々是精進” ではありますが、ちょ~嬉しいひと時でした。

ありがとうございました。
プロフィール

カーポリッシュ・ツル

Author:カーポリッシュ・ツル
カーリペアを専門に「お客様の満足をやりがいに!」をモットーに20年間営んでおります。車をピカピカに美しく仕上げるために、常に新しい技術や設備を取り入れ、お客様の笑顔をいただければと願っております。何でもお気軽にご相談ください。

■TEL/FAX 092-926-1547
■福岡県筑紫野市原田7-2-10
 (〒818-0024)

カテゴリ
最新記事
リンク
カレンダー
05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
検索フォーム