コーティングの保証書に関して
前回のブログで ”おかげさまで30年!” という内容の投稿させてもらいました。
新規開業当時、口下手な私はコーティングのメリットを人様に説明するのに大変苦労しておりました。
コーティングって、目に見えるものではないうえに、施工していれば、野ざらし状態でも雨染みは絶対付かない、何年もバチバチに水を弾く、キズも付かない、とか完璧なコーティング剤なんていうものは無いので、なかなか説明が難しいのです。
なので、私は自分が施工して実際何年も乗っている車を、お客さんに見てもらうようにしております。
二十年くらい前からでしょうか、新車ディーラーさんがコーティングをやりはじめて、しばらく当店としては苦しい時期がありました。
今となっては、一般ユーザーさんにとっても、新車からコーティングするのが当たり前という感覚が身についたようで、ワックスがけで、かえって車を汚くキズだらけにされていることを見かけることが少なくなりました。
そのうえ、お陰さまでユーザーさんのなかには、うちみたいなコーティングの専門店に目を向けてくれる人たちも多くなりました。
ディーラーさんがコーティングを ”当たり前化” してくれたことはとってもありがたいことなんですが、「ちょい盛り過ぎとちがいますか?」 つて気になる部分があるので今回は、少しだけネガティブなことを言ってしまうかも・・・(恐る恐る)
よく、お客さんから 「ディーラーさんに5年保障とか言われましたけど、どうなんですかね?」 的なご質問です。
ついつい油断していると 「あぁ~、それダ×シみたいなもんですよ!」 と言っちゃいけない本音が出てしまいます。
いつもあとで反省しておりますが・・・
ちなみに私は、ユーザーさんによって車の保管する環境やお手入れ技術、頻度、はたまた車の塗装のクォリティも高級車と軽自動車では違うなどのことに対して、一律にコーティングに対する保障の付けようが無い、と思っております。
なので、うちでは ”保証書” ではなく、必要事項を記載した ”加工証明書” を発行すると共に、作業中に何枚かポイントどころで写真を撮って説明書きを入れてお客さんに渡しております。
ちなみに、下の写真は某有名どころのコーティングの5年保障の保証書ですが、こんな感じです。

これを見る限り、私がさきほど言った 「コーティングそのものに対して保障なんて付けようがない」 ということは ”5年保障!”
と自信満々げに言っているご本人さんたちも十分認識されているんですね!
でも、ユーザーさんとしては5年保障!なんて言われたら 「コーティングが5年もつ」 と普通は勘違いしますよね~。
多分私も素人だったら 「5年もって10万ならいいか~」 的な勘違いをします。
冒頭で言った 「盛りすぎなんじゃないかしら?」 のひとつがこれです。
”盛る” っていうより、合法的に勘違いしていただこうって事なんでしょうが、 最近はやりの ”盛る” を使いたかったので・・・(ペコリ)
ほかの大手メーカーの保証書も数件見ましたが、だいたい似たり寄ったりです。
あと、たまにびっくりポン!なのが、お客さんも知らぬ間に新車納車前にコーティングがされていることがあったりします。
常連さんから事前に予約をされて預かり、さて作業に取り掛かるかって、その車を見たら、なんということでしょ~、コーティングが既にしてあるではあ~りませんか!
「はい???」 ってなりますよね~。
最初の頃は、お客さんも知らないってことは、「サービスでやってもらってよかったじゃないですか~。うちでの作業がなくなってお金が浮きましたね」 なんて無邪気なことを言っていたんですが、その性善説が覆ることがしばしば発生したりします。
知らぬ間に見積書に盛り込まれていたりするんです!
下の写真は、高齢の身内が、いつの間にか車を衝動買いした後に確認したものですが、頼んだ覚えも無いコーティングがちゃっかり入っております。
で、無事(?)コーティングされて納車されました。
びっくりポンです!

とはいえ、新車ディーラー(=自動車メーカーと思っている人がいる) の信用度とかを重視して、以上のことを理解した上で施工を依頼するぶんには、けっこうなことだとだと思います。
新車ディーラーさんのお陰でコーティングが一般化して、うちのような小さな専門店でもちゃんと仕事があることを考えると、あまり文句じみた事を言ってはいけないです。
ですが、せめてユーザーさん方にわざと誤解をさせるような表現や、どさくさに紛れ込ませたオプションの追加は控えた方がいいと思うんですが・・・
と、屁のつっぱりにもならない主張を今回しましたが、あまりにもこういう事例が多いので、ちょっぴり噴き出してしまいました。
すいませんでした~。
新規開業当時、口下手な私はコーティングのメリットを人様に説明するのに大変苦労しておりました。
コーティングって、目に見えるものではないうえに、施工していれば、野ざらし状態でも雨染みは絶対付かない、何年もバチバチに水を弾く、キズも付かない、とか完璧なコーティング剤なんていうものは無いので、なかなか説明が難しいのです。
なので、私は自分が施工して実際何年も乗っている車を、お客さんに見てもらうようにしております。
二十年くらい前からでしょうか、新車ディーラーさんがコーティングをやりはじめて、しばらく当店としては苦しい時期がありました。
今となっては、一般ユーザーさんにとっても、新車からコーティングするのが当たり前という感覚が身についたようで、ワックスがけで、かえって車を汚くキズだらけにされていることを見かけることが少なくなりました。
そのうえ、お陰さまでユーザーさんのなかには、うちみたいなコーティングの専門店に目を向けてくれる人たちも多くなりました。
ディーラーさんがコーティングを ”当たり前化” してくれたことはとってもありがたいことなんですが、「ちょい盛り過ぎとちがいますか?」 つて気になる部分があるので今回は、少しだけネガティブなことを言ってしまうかも・・・(恐る恐る)
よく、お客さんから 「ディーラーさんに5年保障とか言われましたけど、どうなんですかね?」 的なご質問です。
ついつい油断していると 「あぁ~、それダ×シみたいなもんですよ!」 と言っちゃいけない本音が出てしまいます。
いつもあとで反省しておりますが・・・
ちなみに私は、ユーザーさんによって車の保管する環境やお手入れ技術、頻度、はたまた車の塗装のクォリティも高級車と軽自動車では違うなどのことに対して、一律にコーティングに対する保障の付けようが無い、と思っております。
なので、うちでは ”保証書” ではなく、必要事項を記載した ”加工証明書” を発行すると共に、作業中に何枚かポイントどころで写真を撮って説明書きを入れてお客さんに渡しております。
ちなみに、下の写真は某有名どころのコーティングの5年保障の保証書ですが、こんな感じです。

これを見る限り、私がさきほど言った 「コーティングそのものに対して保障なんて付けようがない」 ということは ”5年保障!”
と自信満々げに言っているご本人さんたちも十分認識されているんですね!
でも、ユーザーさんとしては5年保障!なんて言われたら 「コーティングが5年もつ」 と普通は勘違いしますよね~。
多分私も素人だったら 「5年もって10万ならいいか~」 的な勘違いをします。
冒頭で言った 「盛りすぎなんじゃないかしら?」 のひとつがこれです。
”盛る” っていうより、合法的に勘違いしていただこうって事なんでしょうが、 最近はやりの ”盛る” を使いたかったので・・・(ペコリ)
ほかの大手メーカーの保証書も数件見ましたが、だいたい似たり寄ったりです。
あと、たまにびっくりポン!なのが、お客さんも知らぬ間に新車納車前にコーティングがされていることがあったりします。
常連さんから事前に予約をされて預かり、さて作業に取り掛かるかって、その車を見たら、なんということでしょ~、コーティングが既にしてあるではあ~りませんか!
「はい???」 ってなりますよね~。
最初の頃は、お客さんも知らないってことは、「サービスでやってもらってよかったじゃないですか~。うちでの作業がなくなってお金が浮きましたね」 なんて無邪気なことを言っていたんですが、その性善説が覆ることがしばしば発生したりします。
知らぬ間に見積書に盛り込まれていたりするんです!
下の写真は、高齢の身内が、いつの間にか車を衝動買いした後に確認したものですが、頼んだ覚えも無いコーティングがちゃっかり入っております。
で、無事(?)コーティングされて納車されました。
びっくりポンです!

とはいえ、新車ディーラー(=自動車メーカーと思っている人がいる) の信用度とかを重視して、以上のことを理解した上で施工を依頼するぶんには、けっこうなことだとだと思います。
新車ディーラーさんのお陰でコーティングが一般化して、うちのような小さな専門店でもちゃんと仕事があることを考えると、あまり文句じみた事を言ってはいけないです。
ですが、せめてユーザーさん方にわざと誤解をさせるような表現や、どさくさに紛れ込ませたオプションの追加は控えた方がいいと思うんですが・・・
と、屁のつっぱりにもならない主張を今回しましたが、あまりにもこういう事例が多いので、ちょっぴり噴き出してしまいました。
すいませんでした~。
バイクのコーティング
車をコーティングとかさせてもらったお客さんから、「バイクのコーティングはしないんですか?」 って、たまに聞かれることがあります。
私、三十数年前に限定解除の免許を取っていたんですが、その後は宝の持ち腐れ状態がずっと続き、ほぼ125ccのスクーターしか乗ったことがありませんでした。
大型バイクを安易に預かって倒しでもしたら、しゃれになんねぇ~、と思って遠まわしにお断りしておりました。
ところが去年あたりから、お客さんのほうで気を遣ってくれて、私の負担にならないようにして依頼してくれるケースがでてきました。
たとえば今回、ハーレーのタンクカバーとか、部位ごとに持って来てもらい、作業に集中できてとてもやりやすかったです。
単品状態で磨くので、助手の嫁さんに部品を押さえておいてもらう必要がありますが、こんな感じで作業します。

お客さんが気にされていたスクラッチキズがけっこう消えて、ツヤ感もバッチリに仕上がりました。

あと、黒バージョンです。

トゥルットゥルの仕上がりに我ながらホレボレし、ひとしきり眺めていい気分に浸る贅沢な時間を楽しみます。

やっぱり車に限らず、綺麗にして自分が気持ちよくなり、かつお客さんにも喜んでもらえるのがいいですね~!
私も来年、遅ればせながらハーレーデビューしようと計画しております。
それで積極的にバイクのコーティングも受け入れる体制を整えていったら、より一層やりがいが増すような気がします。
これまで30年近く、自分なりに切磋琢磨しながら車の磨き・コーティングに取り組んできた強みを生かして、自分とより多くのお客さん方を喜ばせていきたいと思っております。
ぼちぼちご依頼くださいね~。
私、三十数年前に限定解除の免許を取っていたんですが、その後は宝の持ち腐れ状態がずっと続き、ほぼ125ccのスクーターしか乗ったことがありませんでした。
大型バイクを安易に預かって倒しでもしたら、しゃれになんねぇ~、と思って遠まわしにお断りしておりました。
ところが去年あたりから、お客さんのほうで気を遣ってくれて、私の負担にならないようにして依頼してくれるケースがでてきました。
たとえば今回、ハーレーのタンクカバーとか、部位ごとに持って来てもらい、作業に集中できてとてもやりやすかったです。
単品状態で磨くので、助手の嫁さんに部品を押さえておいてもらう必要がありますが、こんな感じで作業します。

お客さんが気にされていたスクラッチキズがけっこう消えて、ツヤ感もバッチリに仕上がりました。

あと、黒バージョンです。

トゥルットゥルの仕上がりに我ながらホレボレし、ひとしきり眺めていい気分に浸る贅沢な時間を楽しみます。

やっぱり車に限らず、綺麗にして自分が気持ちよくなり、かつお客さんにも喜んでもらえるのがいいですね~!
私も来年、遅ればせながらハーレーデビューしようと計画しております。
それで積極的にバイクのコーティングも受け入れる体制を整えていったら、より一層やりがいが増すような気がします。
これまで30年近く、自分なりに切磋琢磨しながら車の磨き・コーティングに取り組んできた強みを生かして、自分とより多くのお客さん方を喜ばせていきたいと思っております。
ぼちぼちご依頼くださいね~。
レクサスCTのコーティング
当店の創業間もない頃からご依頼頂いている大野城市の車屋さん経由で、これまたいつもご依頼いただいている会社の方からのお仕事です。
「いつもどうりバッチリやってくださいよ~!」 とのことだったんですが、ついでにフロントフェンダーに貼られているエンブレムを剥がしてくれとのご依頼でした。
新車からちょっと経っていて、簡単にはいきませんので、気合を入れて作業をします。
まずは、ヒートガン (ドライヤーの親方のようなもの) で両面テープを柔らかくして剥がし易くします。
この後、ボディから引き剥がすのに、カギ型の工具を使いますので、ボディ保護用にマスキングテープを二重三重に貼っておきます。

残った両面テープを今度は、業務用の ”糊剥がし剤” を使ってゆるゆるにします。
ティッシュペーパーに液剤を染み込ませ、しばらく放置します。
柔らかくなったところを剥がすことで、ボディを必要以上にこすって、無駄にキズを入れないための ”こま男” なりの小さな工夫です。

あと、私が個人的に気になったリアハッチのエンブレム廻りの固着した汚れです。

なかなかに頑固そうですが、スッキリ爽やかにしたいところです。

刷毛と何種類かの液剤で、完璧とまではいかないまでも、まあまあいい感じに綺麗になりました。

塗装面を見ると、以前どこかの業者さんで磨かれた形跡があるので、念の為に塗装の膜厚が、うちの鏡面仕上げに耐えられるか、いろいろな部位で計ってみます。
どの部位もだいたい150ミクロン前後あり、大丈夫なようです。

ちなみに、塗装の膜厚は大まかにですが、高級車の場合は120~170ミクロン(最上層の磨ける部分は50~60ミクロン)、普通車で100~120ミクロン、軽自動車は80ミクロンくらいといわれています。
サランラップは18ミクロンらしいです。
最近の軽の車両価格はなかなかのものがあるので、塗装のクォリティも普通車に寄せてもらいたいもんです。(コーティング屋のつぶやき・・・)
何箇所かに白いスジのひっかきキズがあるのも、できるだけ目立たないようにしたいところです。
こういうところも独自に考案した ”こま男の裏技” でもってやっつけます!

あとは飛び石等による、塗装の欠けた部分の補修です。
量販店から買ってきたタッチアップペイントや板金塗装屋さんで余って貰った塗料をストックしております。
この中から近いものがあれば、ちょちょいとやります。

塗るときは、飛び石くらいの小さいキズであれば、パレットに少量採って竹串で必要最小限の範囲にやると、違和感が小さくて済みます。

やること盛りだくさんで、助手の嫁さんと二人がかり、そ~と~頑張りましたのでバッチリ仕上がりました~!

ちょっとブルーが入ったブラック、とってもいいお色です!
お客さんに喜んでもらって気持ちよく乗ってもらえたらいいですね~。
ありがとうございました。
「いつもどうりバッチリやってくださいよ~!」 とのことだったんですが、ついでにフロントフェンダーに貼られているエンブレムを剥がしてくれとのご依頼でした。
新車からちょっと経っていて、簡単にはいきませんので、気合を入れて作業をします。
まずは、ヒートガン (ドライヤーの親方のようなもの) で両面テープを柔らかくして剥がし易くします。
この後、ボディから引き剥がすのに、カギ型の工具を使いますので、ボディ保護用にマスキングテープを二重三重に貼っておきます。

残った両面テープを今度は、業務用の ”糊剥がし剤” を使ってゆるゆるにします。
ティッシュペーパーに液剤を染み込ませ、しばらく放置します。
柔らかくなったところを剥がすことで、ボディを必要以上にこすって、無駄にキズを入れないための ”こま男” なりの小さな工夫です。

あと、私が個人的に気になったリアハッチのエンブレム廻りの固着した汚れです。

なかなかに頑固そうですが、スッキリ爽やかにしたいところです。

刷毛と何種類かの液剤で、完璧とまではいかないまでも、まあまあいい感じに綺麗になりました。

塗装面を見ると、以前どこかの業者さんで磨かれた形跡があるので、念の為に塗装の膜厚が、うちの鏡面仕上げに耐えられるか、いろいろな部位で計ってみます。
どの部位もだいたい150ミクロン前後あり、大丈夫なようです。

ちなみに、塗装の膜厚は大まかにですが、高級車の場合は120~170ミクロン(最上層の磨ける部分は50~60ミクロン)、普通車で100~120ミクロン、軽自動車は80ミクロンくらいといわれています。
サランラップは18ミクロンらしいです。
最近の軽の車両価格はなかなかのものがあるので、塗装のクォリティも普通車に寄せてもらいたいもんです。(コーティング屋のつぶやき・・・)
何箇所かに白いスジのひっかきキズがあるのも、できるだけ目立たないようにしたいところです。
こういうところも独自に考案した ”こま男の裏技” でもってやっつけます!

あとは飛び石等による、塗装の欠けた部分の補修です。
量販店から買ってきたタッチアップペイントや板金塗装屋さんで余って貰った塗料をストックしております。
この中から近いものがあれば、ちょちょいとやります。

塗るときは、飛び石くらいの小さいキズであれば、パレットに少量採って竹串で必要最小限の範囲にやると、違和感が小さくて済みます。

やること盛りだくさんで、助手の嫁さんと二人がかり、そ~と~頑張りましたのでバッチリ仕上がりました~!

ちょっとブルーが入ったブラック、とってもいいお色です!
お客さんに喜んでもらって気持ちよく乗ってもらえたらいいですね~。
ありがとうございました。
コーティング再加工、もうひとつのメリット
ボディコーティングは、メンテナンスとか再加工を定期的でなくてもいいので、やり続けることによって ”ずっと美しく気持ちよく” が実現します。
数年経って劣化したコーティング面を磨き直して、新たなコーティング被膜を形成してやるのは勿論ですが、それだけではなく、普通に乗っていれば、一般ユーザーさんにとって面倒な汚れとかキズなんかが、あっちこっちに増えてくるものです。
そういうものを、そのまま野放しにしておくと、その車に対する愛着も次第に薄れてきます。
できるだけ永く気持ちよく乗り続けられるお手伝いをちょっとでもして、お客さんに喜んでもらえたら、わたしゃ~幸せなんです。
例えば今回、四年半ぶりに預からせてもらったこちらのベンツなんですが、やることもりだくさんです。
よくあるパターンですが、フロントバンパーに本格的な板金塗装するほどでもなさげなキズがあります。

こういうのがそのままあると、コーティングの再加工をしてボディ面が美しくなっても、いまいちな気分になってしまいます。
あと、ドアの内側なんかも普通のお手入れではなかなかできないですもんね~!
ハイ、下の写真はリアハッチの内側です。(大好物!)

こういうところは洗車する前にブラシと中性洗剤であらかじめ洗浄しておきます。

このとうりピッカピカです!
気持ちがいいです!

あとはいつもどうり、足回りの洗浄→洗車→鉄粉等ザラザラ落とし→鏡面仕上げ→得意のコーティング二度塗り→仕上げ、といった流れで作業していきます。

各パーツまわりの固着した汚れも、鏡面仕上げの前に処理しておきます。
こういうところをきっちりやることによって、仕上がった時のスッキリ感に差が出てくるってもんです。

それから、最初にあったバンパーのキズのところは、ガリガリになっているものをカッターで削って、できるだけ平らにしてからタッチアップペイントで塗ると、より自然な仕上がりになります。


ドアエッジとか飛び石で塗装が欠けたところは、タッチアップペイントの筆をそのまま使うのではなく、小出しに採って竹串で必要最小限の範囲にチョンチョンとやると、塗ったところがあんまり目立たなくっていいです。

普段、普通に乗られている車は、できるだけ綺麗にしようと思ったら、このようにやること盛りだくさんです。
そこで、私のような ”こま男” の出番なのではないかと思っておりますです、ハイ!
なので、一度コーティングをさせてもらった際には、車屋さんに怒られるかもしれませんが、メンテナンスとか再加工を繰り返して、一台の車に愛情を持って何年も乗り続けられることをお薦めしております。
ばっちり仕上がりましたので、お客さんに喜んでもらい、私も嬉しいです!

このあと、もう一台所有されているポルシェも、二度目のご依頼をいただきました。
ありがとうございました~!
数年経って劣化したコーティング面を磨き直して、新たなコーティング被膜を形成してやるのは勿論ですが、それだけではなく、普通に乗っていれば、一般ユーザーさんにとって面倒な汚れとかキズなんかが、あっちこっちに増えてくるものです。
そういうものを、そのまま野放しにしておくと、その車に対する愛着も次第に薄れてきます。
できるだけ永く気持ちよく乗り続けられるお手伝いをちょっとでもして、お客さんに喜んでもらえたら、わたしゃ~幸せなんです。
例えば今回、四年半ぶりに預からせてもらったこちらのベンツなんですが、やることもりだくさんです。
よくあるパターンですが、フロントバンパーに本格的な板金塗装するほどでもなさげなキズがあります。

こういうのがそのままあると、コーティングの再加工をしてボディ面が美しくなっても、いまいちな気分になってしまいます。
あと、ドアの内側なんかも普通のお手入れではなかなかできないですもんね~!
ハイ、下の写真はリアハッチの内側です。(大好物!)

こういうところは洗車する前にブラシと中性洗剤であらかじめ洗浄しておきます。

このとうりピッカピカです!
気持ちがいいです!

あとはいつもどうり、足回りの洗浄→洗車→鉄粉等ザラザラ落とし→鏡面仕上げ→得意のコーティング二度塗り→仕上げ、といった流れで作業していきます。

各パーツまわりの固着した汚れも、鏡面仕上げの前に処理しておきます。
こういうところをきっちりやることによって、仕上がった時のスッキリ感に差が出てくるってもんです。

それから、最初にあったバンパーのキズのところは、ガリガリになっているものをカッターで削って、できるだけ平らにしてからタッチアップペイントで塗ると、より自然な仕上がりになります。


ドアエッジとか飛び石で塗装が欠けたところは、タッチアップペイントの筆をそのまま使うのではなく、小出しに採って竹串で必要最小限の範囲にチョンチョンとやると、塗ったところがあんまり目立たなくっていいです。

普段、普通に乗られている車は、できるだけ綺麗にしようと思ったら、このようにやること盛りだくさんです。
そこで、私のような ”こま男” の出番なのではないかと思っておりますです、ハイ!
なので、一度コーティングをさせてもらった際には、車屋さんに怒られるかもしれませんが、メンテナンスとか再加工を繰り返して、一台の車に愛情を持って何年も乗り続けられることをお薦めしております。
ばっちり仕上がりましたので、お客さんに喜んでもらい、私も嬉しいです!

このあと、もう一台所有されているポルシェも、二度目のご依頼をいただきました。
ありがとうございました~!
実験用トランクリッドの確認
仕事をやっていると、いろんな疑問が湧いてきます。
根拠無さげな業界での常識に ”ほんまかいな?” ってなったり、材料的なものや施工方法で ”こっちとそっち、どうなん?” などなど、30年近くやっていても、いまだに、わからないこと盛りだくさんです。
時間をかけてじっくり様子を観察するのに、実車でも実験をやりますが、それだけでは間に合いません。
そこで、うちの加工場の裏手にいいものを置いております。
以前、取引先の板金塗装屋さんからもらってきた、塗膜激厚セルシオのトランクリッドに、いろいろと教えてもらっております。

今回は、よそのメーカーさんのコーティング剤と、うちで扱っているものとの比較を半年前からやっております。
まず、”洗車” しただけでは分からなかったことが、表面に固着した鉄粉等のザラザラを除去する為のトラップネンドをかけて状況が変わったりします。
このトラップネンドによって、施工後のコーティングの ”素” の状態が現れたんだと思います。
水の切れ具合等、さまざまな角度から観察します。

よく、「よその施工店さんの○○っていうコーティングと、おたくのコーティングってどう違うんですか?」 って聞かれます。
ケミカル的な説明は、私なんかがするより、メーカーのホームページのほうが詳しいので、そちらを参考にしてもらったほうがいいと思いますが、長年いろんなものを実験していて感じるのは、見るからにいかがわしいものは別として、各メーカーさんが言うほど極端に優れているものも無ければ、逆に極端に劣っているものも無いということなんです。
やはり、施工する人と、施工する環境がまず重要だと思います。
劣悪な環境下で、テキトーな人が、ちょちっとやって 「はい、いっちょあがり~!」 では、使用する材料がいくら優秀なものでも、その効果は十分に発揮できないと思います。
なので、先ほどのよくある質問に対しては、的外れな返しと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「施工する人の意識と作業環境が重要です。」 と答えております。
コーティングの ”ブランド” で選ぶより私が思うに、”お店” で選ぶほうが妥当かと思います。
なので、まずうちを選んでもらって、その後できるだけ永いお付き合いをさせてもらえるように、ゆっくりながら日々精進しているつもりです。
ちょいと話が横道にそれましたが、トランクリッドの観察が終わったら、加工場裏の定位置に戻しておきます。
このように、エアコン室外機の上に置いておけば、日陰をつくることができ、省エネ効果もあり一石二鳥です。
私はこういうところも ”こま男” なんです。

またどんどんご依頼くださいね~!
根拠無さげな業界での常識に ”ほんまかいな?” ってなったり、材料的なものや施工方法で ”こっちとそっち、どうなん?” などなど、30年近くやっていても、いまだに、わからないこと盛りだくさんです。
時間をかけてじっくり様子を観察するのに、実車でも実験をやりますが、それだけでは間に合いません。
そこで、うちの加工場の裏手にいいものを置いております。
以前、取引先の板金塗装屋さんからもらってきた、塗膜激厚セルシオのトランクリッドに、いろいろと教えてもらっております。

今回は、よそのメーカーさんのコーティング剤と、うちで扱っているものとの比較を半年前からやっております。
まず、”洗車” しただけでは分からなかったことが、表面に固着した鉄粉等のザラザラを除去する為のトラップネンドをかけて状況が変わったりします。
このトラップネンドによって、施工後のコーティングの ”素” の状態が現れたんだと思います。
水の切れ具合等、さまざまな角度から観察します。

よく、「よその施工店さんの○○っていうコーティングと、おたくのコーティングってどう違うんですか?」 って聞かれます。
ケミカル的な説明は、私なんかがするより、メーカーのホームページのほうが詳しいので、そちらを参考にしてもらったほうがいいと思いますが、長年いろんなものを実験していて感じるのは、見るからにいかがわしいものは別として、各メーカーさんが言うほど極端に優れているものも無ければ、逆に極端に劣っているものも無いということなんです。
やはり、施工する人と、施工する環境がまず重要だと思います。
劣悪な環境下で、テキトーな人が、ちょちっとやって 「はい、いっちょあがり~!」 では、使用する材料がいくら優秀なものでも、その効果は十分に発揮できないと思います。
なので、先ほどのよくある質問に対しては、的外れな返しと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「施工する人の意識と作業環境が重要です。」 と答えております。
コーティングの ”ブランド” で選ぶより私が思うに、”お店” で選ぶほうが妥当かと思います。
なので、まずうちを選んでもらって、その後できるだけ永いお付き合いをさせてもらえるように、ゆっくりながら日々精進しているつもりです。
ちょいと話が横道にそれましたが、トランクリッドの観察が終わったら、加工場裏の定位置に戻しておきます。
このように、エアコン室外機の上に置いておけば、日陰をつくることができ、省エネ効果もあり一石二鳥です。
私はこういうところも ”こま男” なんです。

またどんどんご依頼くださいね~!