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撥水ワイパーの威力!

約四ヶ月ぶりのなので、ブログへの投稿の仕方を危うく忘れるところでした!
以前、先生に手取り足取り教えてもらったので、思い出しながらやっております。

さて、今日預かっているお車は、フロントガラスのヒビ割れ修理(ウィンドウリペア)です。

リペアとは無関係なんですが、いつも私が唱えている窓ガラスの撥水コーティングの重要性が分かりやすい感じだったので伝えさせていただきます。

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上の写真は、”ガラコワイパー” なんかの撥水ワイパーを装着されている例です。
ワイパーの当たるところはバッチリ水を弾いておりますが、その他のところはダラダラです!

私はガラコワイパーの回しもんではありませんが、雨の日の安全運転に貢献する優れもんだと思っておりますので、お客さん方には積極的に勧めております。(他メーカーのものでもいいと思います)

あと、できれば、前後左右のガラスとドアミラーをうちで撥水コーティングの施工をさせてもらったうえで、ガラコワイパーを併用されることをお勧めします。

「予算的にちょっと・・・」という方は市販のものを使われていいと思います。
ただし、ウォッシャー液に混ぜるタイプは、飛び散った液剤でボディ面にシミができるので、お勧め致しかねます。

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上の写真は、そのワイパーゴムが当たらないところで雨染みがガチガチになっているとっころです!
これが付着すると素人さんではなかなか歯が立ちません。

撥水コーティングを施工していると、ほぼ付着しないか、付いたとしても研磨剤でサッと落とすことができます。

撥水コーティング+ガラコワイパー=最強! という話でございました~。

当店なりのこだわり(窓ガラス撥水編)

最近よくボディコーティングと同時に依頼されることが多くなってきた、窓ガラスの撥水コーティングにも意外と ”こま男” なりのこだわりがもりだくさんなので、紹介させてもらいます。

今回の車両はちょうど一年前の新車時に施工させてもらっていたミツビシ・デリカ:D5です。

お客さんから、「フロントガラスの真ん中らへんに油膜のようなものがあるんですよね~。」 と言われていたので、洗車しながらチェックしました。

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全体的にかなりいい感じに撥水しておりますが、お客さんが言われていたとうり、運転席側のちょい上の一部に弾きが悪い箇所があります。

どうも左側ワイパーの折り返し地点でのコーティングの劣化が見られます。
その部分が特にワイパーゴムの当たりがきついんでしょうか?

これは、うちのホームページでもお薦めしておりますが、ワイパーゴムを ”ガラコワイパー” なんかに交換すると、だいぶ改善すると思います。
あとでお客さんにも伝えておきます。

洗車して拭き上げても、あっちこっちに水気が残っておりますが、それをそのままにすると、次からの作業の効率も悪いし、コーティングのクォリティにも影響してきますので、地味ィ~な作業ですが、大事な部分なのでペーパータオルや、吸水力のあるウェスできっちり乾かしておきます。

下の写真は ”水切りモール” の内側にペーパータオルを挟んで吸水しているところです。

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完全に水切りがでけたところで、隅々までキッチリやるためのマスキングを施し、経年劣化したコーティング膜を剥がして、ガラスの ”素” の状態に戻してやります。

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ドアバイザーに被るところのコーティングの劣化は殆んど見られませんが、全部おんなじようにしたいので、まずガラスを下げて磨いておきます。

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磨いたあと拭き上げるんですが、ちょっとでも ”拭き跡” が残っていると、その後のコーティングで蓋をするようなかたちになって、拭き取れず、残ってしまうので、これ専用のウエスで4~5回水拭きしたあと、空拭きです。

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ちゃんと綺麗になったかどうかの見極めには、得意の壁面LED照明と、老眼対応跳ね上げ式メガネが重宝します。

なんの仕事でも、下準備にはけっこうな時間を要しますが、ここまできてやっとコーティングの作業に入れます。

うちで使っている ”エシュロン・クラリード” は二段階で強力な被膜を形成します。

ガラスの表面って、ミクロのレベルでいうと凹凸があるらしいんですが、まずそれを埋めて表面をフラットにしてからの~、本番のコーティングっていう二段階の構成になってございます。

その凹凸を埋めるものが下の写真の ”アクセラレーター” というものです。

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アクセラレーターを塗布し拭き上げたあと、いよいよ ”本題” へと入っていきます。

これは二液性になっていて、施工前に一台分をスポイドで調合して使用します。

調合ボトルは細く倒れやすいので、”こま男” の私はマスキングテープの筒になっている部分に差して固定しておきます。(ピッタリフィット!)

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塗布の方法ですが、デリカのようにフロントガラスが広大な場合は、横着して一気にやろうとするんでなく、片側を上下二分割して作業することによって、ちょっとの塗り損ないを防止できます。

塗布は、縦横縦横縦と5往復。
それを2セットがマイルールです。

メーカーのマニュアルでは、そこまでのしつこい作業は求めていませんが、腕がへとへとになりつつも、あくまで ”マイルール” にこだわります。

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あと私、静電気が大の苦手なので、こんなちょっとした工夫をしながら作業しております。

塗布している別の手で鉄部を触っておくんです。(できるだけ手垢が付かないように)

これにより、塗布することで体に溜まった静電気を地面に流しながらやることになるので、あの ”バチッ” がないんです。

ちなみに冬場、車を降りるときも、鉄部を触りながら降りると、「アタッ!」 と大声を出して飛び上がらずに済みます。

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施工する面積と面の数が多いので見落としがちですが、塗布の1セット目と2セット目の間に、それ用に準備してある不織布で隅々もしっかりやっておきます。

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この仕事もなかなかの消費カロリーを要しますが、頑張った甲斐あってバッチリ仕上がりました。

写り込みが、ちょ~美しいです!

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こないだ別件で預かったプリウスなんですが、”なにもしてないとこうなります” のお手本だったので撮らせてもらいました。

フロントからリアガラスまで、見事に雨染みバッチリ状態です。

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これを綺麗にしてくれと依頼されたら、気の毒なくらいの金額を提示しなければならなくなるので、できるだけ新車のうちからの施工をお薦めしております。

そもそも窓ガラスの撥水コーティングは、雨天時の視界確保による安全運転がそもそもの目的ですが・・・

またどんどんご依頼くださいね~。









デリカD:5の窓ガラス撥水コーティング

平年よりだいぶ遅れて、やっと九州北部も梅雨入りしたみたいですね~!

うちの前の植え込みに、私が育てている緑の綺麗な草があるんですが、ここんところの日照りで、かわいそうなくらいカラッカラになっておりました。
恵みの雨が嬉しいです!

しかし車の運転となると、雨の日は注意しなければいけません!

そのひとつが、雨水による視認性の悪化です。

2~3年前からは撥水コーティング剤の進化などもあり、積極的にお客さんに薦めております。
予算的にちょっと・・・的なお客さんには、市販のものでの、より効果的なやり方をアドバイスしております。

ちょうどタイミングよく、近所にお住まいで、はじめてのお客さんから、新車でおろしたてのデリカD:5を施工させてもらいました。

新車でぱっと見、綺麗でも油膜バッチリなんです。

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専用の研磨剤で磨いてやると、こんなに違いかくっきり・・・!

下の写真で助手席側が磨いたほう、運転席側がなにもしていないほうです。
水をひっかけるとこのとうり、油膜バッチリのほうは中途半端に弾いていますが、研磨してガラスが ”素” の状態になっているほうはコーティング剤の受け入れ態勢が整ったところです。

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このあと、隅々まできっちり施工できるようにマスキングをして、仕上げ磨きをします。

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使用するコーティング剤は ”エシュロン” というブランドの ”クラリード” というものです。

まず、茶色いビンのアクセラレーターというものを塗布し、コーティングの下地をつくってやります。

その後、使用する直前に透明ビンのAとBの液を調合し塗布します。(うちでは塗りそこない防止と、膜厚をもたせたい目的で二度塗りしております。)

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ばっちり仕上がりました。

これで雨の日の安全運転に、かなり貢献できると思います。

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それにしても、前の型と比べて、顔つきしか変化がないように見えつつ、内装の高級感は数段アップしております!
とってもいい感じです!

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ありがとうございました。

窓ガラス撥水コーティングの重要性

こないだ、トヨタ系ディーラーの営業さんから紹介してもらったお客さんの車を施工して、改めて 『新車のうちに・・・』 と痛感しました。

新車登録後5年くらい、私からしたらまだ新車のようなもんですが、雨染み (っていうか井戸水洗車痕?)バッチリなんですよね~!
いちばん目立つガラス面が・・・。
ボディ面にも付着しており、白なのであんまり目立ちませんけど、ガラス面がこれだと、せっかくの高級車がもったいないかぎりです!

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窓ガラスに雨ジミがいったん固着したら、除去するのに素人さんでは、まず歯が立ちません!

下の写真のように、専用のバフと研磨剤で約一日がかりの作業になります。
バフの当たりにくい隅っこのほうは、手作業になるんですが、助手(嫁さん)のお手手がヘロヘロになるくらい頑張ります。

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一生懸命すぎて、うっかり磨いてはいけないところをやってしまいました~!

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最近のドアミラーには色が付いていたり、熱線がはいっていたり、何かしらの機能が付いておりますので、この部分はいつも軽く磨く程度にとどめておりますが、ついついやってまいました~!

ハイ、新品に交換です。

部分的に白っぽくなっているところがあります。
なにかしらの表面処理がなされているんでしょうが、裏を見ると熱線が入っているようです。
室内には熱線のオン・オフスイッチなんか無かったのですが、やはり油断できないところです。

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新車のうちに撥水コーティングをやって、たまに上塗りを重ねていれば、こんなことにならずに済みます。
美観的にも、雨天走行時の安全性にも効果絶大なので必ずお薦めしております。
予算的に厳しい場合には、注意事項なんかをお教えしますので、市販のものをご自分でやるのもいいです。

ボディ面も磨いてコーティングし、バッチリ仕上がりました。

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お客さんにも喜んでもらいました。

よかったよかった!

ガラス面の頑固なシミ落としと撥水コーティング

一ヶ月ちょい前に、ボディコーティングをさせてもらっていたお客さんからのご依頼です。

普段、井戸水で洗車されているということだったので、ボディ面とガラス面にシミがしっかり付着しておりました。
お客さんのご都合でガラス面はまだでしたので、今回やらせてもらいました。

撮り方と、光の当たり具合があれなんで分かりにくいかもしれませんが、左側テールランプ上のポツポツのシミが全体的にいってる感じです!

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よくお客さんから 「オートバックスで除去用ケミカルを買ってやってみたけど、全然なんっすよ~」 って言われるアレです!

今回、バフやスポンジ、研磨剤を数種類使い、嫁さんと丸一日頑張ってやっと綺麗になりました。
そう簡単ではないんです!

なので施工料金も、まぁまぁな金額になります。
車種や、付き具合にもよりますが、今回の場合、コーティング込みで39000円(税別)となります。

こうならないためにも最近、新車からのコーティングをお薦めしております。
新車時だと、手間がここまで掛からないぶん安く、この車の場合、12000円(税別)で済みます。

雨の日はバチバチ弾き、視界良好で安全運転、しかもコーティングが効いている限り今回のようなシミも殆んど付かず綺麗です。(ただ、この車のお客さんにも言っておりますが、井戸水での洗車は水道水に切り替えたほうがいいです。)

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新車時の状態にできるだけ近づけたところで、コーティングです。

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去年から気に入って使っているコーティングシステムがバージョンアップして、さらに自信を持ってお客さんにお薦めできるようになりました。

バージョンアップ前は、ガラス面研磨したあと、いきなりコーティングでしたが、今のはその間に、下地剤を入れるようになったんです。

原理的には、ミクロとかナノとかの非常に小さいレベルでの話ですが、ガラス表面はデコボコらしいんです!
そのデコボコに直接コーティングするんではなく、まずそれを埋めてからの~、コーティングです。

そのうえで、かねてから私の得意な二度塗りをします。
もぉ~、バッチリです!

以前とは雨水の飛びが違います!

あと追々、うちの ”デモカー” を使って撥水状態の変化のしかたを、時系列で追っていきたいと思っております。

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ありがとうございました。




プロフィール

カーポリッシュ・ツル

Author:カーポリッシュ・ツル
カーリペアを専門に「お客様の満足をやりがいに!」をモットーに20年間営んでおります。車をピカピカに美しく仕上げるために、常に新しい技術や設備を取り入れ、お客様の笑顔をいただければと願っております。何でもお気軽にご相談ください。

■TEL/FAX 092-926-1547
■福岡県筑紫野市原田7-2-10
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