コーティングの保証書に関して
前回のブログで ”おかげさまで30年!” という内容の投稿させてもらいました。
新規開業当時、口下手な私はコーティングのメリットを人様に説明するのに大変苦労しておりました。
コーティングって、目に見えるものではないうえに、施工していれば、野ざらし状態でも雨染みは絶対付かない、何年もバチバチに水を弾く、キズも付かない、とか完璧なコーティング剤なんていうものは無いので、なかなか説明が難しいのです。
なので、私は自分が施工して実際何年も乗っている車を、お客さんに見てもらうようにしております。
二十年くらい前からでしょうか、新車ディーラーさんがコーティングをやりはじめて、しばらく当店としては苦しい時期がありました。
今となっては、一般ユーザーさんにとっても、新車からコーティングするのが当たり前という感覚が身についたようで、ワックスがけで、かえって車を汚くキズだらけにされていることを見かけることが少なくなりました。
そのうえ、お陰さまでユーザーさんのなかには、うちみたいなコーティングの専門店に目を向けてくれる人たちも多くなりました。
ディーラーさんがコーティングを ”当たり前化” してくれたことはとってもありがたいことなんですが、「ちょい盛り過ぎとちがいますか?」 つて気になる部分があるので今回は、少しだけネガティブなことを言ってしまうかも・・・(恐る恐る)
よく、お客さんから 「ディーラーさんに5年保障とか言われましたけど、どうなんですかね?」 的なご質問です。
ついつい油断していると 「あぁ~、それダ×シみたいなもんですよ!」 と言っちゃいけない本音が出てしまいます。
いつもあとで反省しておりますが・・・
ちなみに私は、ユーザーさんによって車の保管する環境やお手入れ技術、頻度、はたまた車の塗装のクォリティも高級車と軽自動車では違うなどのことに対して、一律にコーティングに対する保障の付けようが無い、と思っております。
なので、うちでは ”保証書” ではなく、必要事項を記載した ”加工証明書” を発行すると共に、作業中に何枚かポイントどころで写真を撮って説明書きを入れてお客さんに渡しております。
ちなみに、下の写真は某有名どころのコーティングの5年保障の保証書ですが、こんな感じです。

これを見る限り、私がさきほど言った 「コーティングそのものに対して保障なんて付けようがない」 ということは ”5年保障!”
と自信満々げに言っているご本人さんたちも十分認識されているんですね!
でも、ユーザーさんとしては5年保障!なんて言われたら 「コーティングが5年もつ」 と普通は勘違いしますよね~。
多分私も素人だったら 「5年もって10万ならいいか~」 的な勘違いをします。
冒頭で言った 「盛りすぎなんじゃないかしら?」 のひとつがこれです。
”盛る” っていうより、合法的に勘違いしていただこうって事なんでしょうが、 最近はやりの ”盛る” を使いたかったので・・・(ペコリ)
ほかの大手メーカーの保証書も数件見ましたが、だいたい似たり寄ったりです。
あと、たまにびっくりポン!なのが、お客さんも知らぬ間に新車納車前にコーティングがされていることがあったりします。
常連さんから事前に予約をされて預かり、さて作業に取り掛かるかって、その車を見たら、なんということでしょ~、コーティングが既にしてあるではあ~りませんか!
「はい???」 ってなりますよね~。
最初の頃は、お客さんも知らないってことは、「サービスでやってもらってよかったじゃないですか~。うちでの作業がなくなってお金が浮きましたね」 なんて無邪気なことを言っていたんですが、その性善説が覆ることがしばしば発生したりします。
知らぬ間に見積書に盛り込まれていたりするんです!
下の写真は、高齢の身内が、いつの間にか車を衝動買いした後に確認したものですが、頼んだ覚えも無いコーティングがちゃっかり入っております。
で、無事(?)コーティングされて納車されました。
びっくりポンです!

とはいえ、新車ディーラー(=自動車メーカーと思っている人がいる) の信用度とかを重視して、以上のことを理解した上で施工を依頼するぶんには、けっこうなことだとだと思います。
新車ディーラーさんのお陰でコーティングが一般化して、うちのような小さな専門店でもちゃんと仕事があることを考えると、あまり文句じみた事を言ってはいけないです。
ですが、せめてユーザーさん方にわざと誤解をさせるような表現や、どさくさに紛れ込ませたオプションの追加は控えた方がいいと思うんですが・・・
と、屁のつっぱりにもならない主張を今回しましたが、あまりにもこういう事例が多いので、ちょっぴり噴き出してしまいました。
すいませんでした~。
新規開業当時、口下手な私はコーティングのメリットを人様に説明するのに大変苦労しておりました。
コーティングって、目に見えるものではないうえに、施工していれば、野ざらし状態でも雨染みは絶対付かない、何年もバチバチに水を弾く、キズも付かない、とか完璧なコーティング剤なんていうものは無いので、なかなか説明が難しいのです。
なので、私は自分が施工して実際何年も乗っている車を、お客さんに見てもらうようにしております。
二十年くらい前からでしょうか、新車ディーラーさんがコーティングをやりはじめて、しばらく当店としては苦しい時期がありました。
今となっては、一般ユーザーさんにとっても、新車からコーティングするのが当たり前という感覚が身についたようで、ワックスがけで、かえって車を汚くキズだらけにされていることを見かけることが少なくなりました。
そのうえ、お陰さまでユーザーさんのなかには、うちみたいなコーティングの専門店に目を向けてくれる人たちも多くなりました。
ディーラーさんがコーティングを ”当たり前化” してくれたことはとってもありがたいことなんですが、「ちょい盛り過ぎとちがいますか?」 つて気になる部分があるので今回は、少しだけネガティブなことを言ってしまうかも・・・(恐る恐る)
よく、お客さんから 「ディーラーさんに5年保障とか言われましたけど、どうなんですかね?」 的なご質問です。
ついつい油断していると 「あぁ~、それダ×シみたいなもんですよ!」 と言っちゃいけない本音が出てしまいます。
いつもあとで反省しておりますが・・・
ちなみに私は、ユーザーさんによって車の保管する環境やお手入れ技術、頻度、はたまた車の塗装のクォリティも高級車と軽自動車では違うなどのことに対して、一律にコーティングに対する保障の付けようが無い、と思っております。
なので、うちでは ”保証書” ではなく、必要事項を記載した ”加工証明書” を発行すると共に、作業中に何枚かポイントどころで写真を撮って説明書きを入れてお客さんに渡しております。
ちなみに、下の写真は某有名どころのコーティングの5年保障の保証書ですが、こんな感じです。

これを見る限り、私がさきほど言った 「コーティングそのものに対して保障なんて付けようがない」 ということは ”5年保障!”
と自信満々げに言っているご本人さんたちも十分認識されているんですね!
でも、ユーザーさんとしては5年保障!なんて言われたら 「コーティングが5年もつ」 と普通は勘違いしますよね~。
多分私も素人だったら 「5年もって10万ならいいか~」 的な勘違いをします。
冒頭で言った 「盛りすぎなんじゃないかしら?」 のひとつがこれです。
”盛る” っていうより、合法的に勘違いしていただこうって事なんでしょうが、 最近はやりの ”盛る” を使いたかったので・・・(ペコリ)
ほかの大手メーカーの保証書も数件見ましたが、だいたい似たり寄ったりです。
あと、たまにびっくりポン!なのが、お客さんも知らぬ間に新車納車前にコーティングがされていることがあったりします。
常連さんから事前に予約をされて預かり、さて作業に取り掛かるかって、その車を見たら、なんということでしょ~、コーティングが既にしてあるではあ~りませんか!
「はい???」 ってなりますよね~。
最初の頃は、お客さんも知らないってことは、「サービスでやってもらってよかったじゃないですか~。うちでの作業がなくなってお金が浮きましたね」 なんて無邪気なことを言っていたんですが、その性善説が覆ることがしばしば発生したりします。
知らぬ間に見積書に盛り込まれていたりするんです!
下の写真は、高齢の身内が、いつの間にか車を衝動買いした後に確認したものですが、頼んだ覚えも無いコーティングがちゃっかり入っております。
で、無事(?)コーティングされて納車されました。
びっくりポンです!

とはいえ、新車ディーラー(=自動車メーカーと思っている人がいる) の信用度とかを重視して、以上のことを理解した上で施工を依頼するぶんには、けっこうなことだとだと思います。
新車ディーラーさんのお陰でコーティングが一般化して、うちのような小さな専門店でもちゃんと仕事があることを考えると、あまり文句じみた事を言ってはいけないです。
ですが、せめてユーザーさん方にわざと誤解をさせるような表現や、どさくさに紛れ込ませたオプションの追加は控えた方がいいと思うんですが・・・
と、屁のつっぱりにもならない主張を今回しましたが、あまりにもこういう事例が多いので、ちょっぴり噴き出してしまいました。
すいませんでした~。