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当店なりのこだわり(窓ガラス撥水編)

最近よくボディコーティングと同時に依頼されることが多くなってきた、窓ガラスの撥水コーティングにも意外と ”こま男” なりのこだわりがもりだくさんなので、紹介させてもらいます。

今回の車両はちょうど一年前の新車時に施工させてもらっていたミツビシ・デリカ:D5です。

お客さんから、「フロントガラスの真ん中らへんに油膜のようなものがあるんですよね~。」 と言われていたので、洗車しながらチェックしました。

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全体的にかなりいい感じに撥水しておりますが、お客さんが言われていたとうり、運転席側のちょい上の一部に弾きが悪い箇所があります。

どうも左側ワイパーの折り返し地点でのコーティングの劣化が見られます。
その部分が特にワイパーゴムの当たりがきついんでしょうか?

これは、うちのホームページでもお薦めしておりますが、ワイパーゴムを ”ガラコワイパー” なんかに交換すると、だいぶ改善すると思います。
あとでお客さんにも伝えておきます。

洗車して拭き上げても、あっちこっちに水気が残っておりますが、それをそのままにすると、次からの作業の効率も悪いし、コーティングのクォリティにも影響してきますので、地味ィ~な作業ですが、大事な部分なのでペーパータオルや、吸水力のあるウェスできっちり乾かしておきます。

下の写真は ”水切りモール” の内側にペーパータオルを挟んで吸水しているところです。

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完全に水切りがでけたところで、隅々までキッチリやるためのマスキングを施し、経年劣化したコーティング膜を剥がして、ガラスの ”素” の状態に戻してやります。

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ドアバイザーに被るところのコーティングの劣化は殆んど見られませんが、全部おんなじようにしたいので、まずガラスを下げて磨いておきます。

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磨いたあと拭き上げるんですが、ちょっとでも ”拭き跡” が残っていると、その後のコーティングで蓋をするようなかたちになって、拭き取れず、残ってしまうので、これ専用のウエスで4~5回水拭きしたあと、空拭きです。

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ちゃんと綺麗になったかどうかの見極めには、得意の壁面LED照明と、老眼対応跳ね上げ式メガネが重宝します。

なんの仕事でも、下準備にはけっこうな時間を要しますが、ここまできてやっとコーティングの作業に入れます。

うちで使っている ”エシュロン・クラリード” は二段階で強力な被膜を形成します。

ガラスの表面って、ミクロのレベルでいうと凹凸があるらしいんですが、まずそれを埋めて表面をフラットにしてからの~、本番のコーティングっていう二段階の構成になってございます。

その凹凸を埋めるものが下の写真の ”アクセラレーター” というものです。

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アクセラレーターを塗布し拭き上げたあと、いよいよ ”本題” へと入っていきます。

これは二液性になっていて、施工前に一台分をスポイドで調合して使用します。

調合ボトルは細く倒れやすいので、”こま男” の私はマスキングテープの筒になっている部分に差して固定しておきます。(ピッタリフィット!)

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塗布の方法ですが、デリカのようにフロントガラスが広大な場合は、横着して一気にやろうとするんでなく、片側を上下二分割して作業することによって、ちょっとの塗り損ないを防止できます。

塗布は、縦横縦横縦と5往復。
それを2セットがマイルールです。

メーカーのマニュアルでは、そこまでのしつこい作業は求めていませんが、腕がへとへとになりつつも、あくまで ”マイルール” にこだわります。

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あと私、静電気が大の苦手なので、こんなちょっとした工夫をしながら作業しております。

塗布している別の手で鉄部を触っておくんです。(できるだけ手垢が付かないように)

これにより、塗布することで体に溜まった静電気を地面に流しながらやることになるので、あの ”バチッ” がないんです。

ちなみに冬場、車を降りるときも、鉄部を触りながら降りると、「アタッ!」 と大声を出して飛び上がらずに済みます。

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施工する面積と面の数が多いので見落としがちですが、塗布の1セット目と2セット目の間に、それ用に準備してある不織布で隅々もしっかりやっておきます。

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この仕事もなかなかの消費カロリーを要しますが、頑張った甲斐あってバッチリ仕上がりました。

写り込みが、ちょ~美しいです!

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こないだ別件で預かったプリウスなんですが、”なにもしてないとこうなります” のお手本だったので撮らせてもらいました。

フロントからリアガラスまで、見事に雨染みバッチリ状態です。

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これを綺麗にしてくれと依頼されたら、気の毒なくらいの金額を提示しなければならなくなるので、できるだけ新車のうちからの施工をお薦めしております。

そもそも窓ガラスの撥水コーティングは、雨天時の視界確保による安全運転がそもそもの目的ですが・・・

またどんどんご依頼くださいね~。









実験用トランクリッドの確認

仕事をやっていると、いろんな疑問が湧いてきます。

根拠無さげな業界での常識に ”ほんまかいな?” ってなったり、材料的なものや施工方法で ”こっちとそっち、どうなん?” などなど、30年近くやっていても、いまだに、わからないこと盛りだくさんです。

時間をかけてじっくり様子を観察するのに、実車でも実験をやりますが、それだけでは間に合いません。

そこで、うちの加工場の裏手にいいものを置いております。

以前、取引先の板金塗装屋さんからもらってきた、塗膜激厚セルシオのトランクリッドに、いろいろと教えてもらっております。

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今回は、よそのメーカーさんのコーティング剤と、うちで扱っているものとの比較を半年前からやっております。

まず、”洗車” しただけでは分からなかったことが、表面に固着した鉄粉等のザラザラを除去する為のトラップネンドをかけて状況が変わったりします。

このトラップネンドによって、施工後のコーティングの ”素” の状態が現れたんだと思います。

水の切れ具合等、さまざまな角度から観察します。

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よく、「よその施工店さんの○○っていうコーティングと、おたくのコーティングってどう違うんですか?」 って聞かれます。

ケミカル的な説明は、私なんかがするより、メーカーのホームページのほうが詳しいので、そちらを参考にしてもらったほうがいいと思いますが、長年いろんなものを実験していて感じるのは、見るからにいかがわしいものは別として、各メーカーさんが言うほど極端に優れているものも無ければ、逆に極端に劣っているものも無いということなんです。

やはり、施工する人と、施工する環境がまず重要だと思います。

劣悪な環境下で、テキトーな人が、ちょちっとやって 「はい、いっちょあがり~!」 では、使用する材料がいくら優秀なものでも、その効果は十分に発揮できないと思います。

なので、先ほどのよくある質問に対しては、的外れな返しと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「施工する人の意識と作業環境が重要です。」 と答えております。

コーティングの ”ブランド” で選ぶより私が思うに、”お店” で選ぶほうが妥当かと思います。

なので、まずうちを選んでもらって、その後できるだけ永いお付き合いをさせてもらえるように、ゆっくりながら日々精進しているつもりです。

ちょいと話が横道にそれましたが、トランクリッドの観察が終わったら、加工場裏の定位置に戻しておきます。

このように、エアコン室外機の上に置いておけば、日陰をつくることができ、省エネ効果もあり一石二鳥です。

私はこういうところも ”こま男” なんです。

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またどんどんご依頼くださいね~!



 

当店なりのこだわり(コーティング編②)

先日、この ”こだわりシリーズ” をやっていて己の電池切れのために中断しておりましたが、前回の続きをやらせていただきます。

内容的にはだいぶ遠慮して表現しているつもりですが ”こま男” なりのこだわりが、年数を経るごとに、われながら意外と多いものだと感じ入っております。

さて今回は、隅々まできっちり施工する為のマスキングからです。

これは、ポリッシャーの回転での各種部品への傷付き防止、研磨剤やコーティング剤の余計な箇所への付着防止、除去困難な隙間などへの研磨カスの侵入防止が主な目的です。

うちでは部位により六種類の幅のマスキングテープとビニール付きマスキングテープを使っております。

テープを使い終わったあとの紙管は、保護フィルムを剥がした上で資源ゴミとして出すところも、環境保護意識高い系 ”こま男” としては当然のことです。

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よく、黒い未塗装の樹脂部分に白いカスが付着し、そのままになっている車を見ますが、それは無造作にワックス掛けをしてわざわざ美観を損ねている例です。

下の写真のようにマスキングをしてから作業すると、隅々までキッチリ施工できつつ、樹脂部分も美しいままです。

それから、私が掛けている眼鏡、近眼歴40年以上ですが、数年前から近くを見る時、焦点が合わず、いちいちはめ外しておりました。
しかしそれだと、集中力が途切れるわ、どこに置いたか忘れるわで、仕事のクォリティに影響が出そうだったんですが、この眼鏡は作業中でも片手でレンズを上下させることができて、とっても優れもんです!(30年近くの常連、メガネの三城です)

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それから、ボディの鏡面仕上げや、コーティングの作業環境で重要なことは、照明と防塵機能だと思います。

使用する液剤の持っている性能を極力引き出してやるには、外の環境に左右されず、作業した結果がきちんと見えることが望ましいです。

なので、ガラスシャッターを締め切り、洗車したら加工場の隅々まで水を掃ききるため、物を置く脇のスペースは一段高くしてあります。
そのままそこに座ってもいいくらいに床を綺麗にしてから作業を進めます。

そして、側面にも照明器具があることでバッチリです。

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”おしゃれは足元から” とおんなじくらい重要なことだと思うんですが ”目は心の窓” とも申します。

車にとっての ”目” とはヘッドライトなんじゃないでしょうか。

昔の車はこの部分はガラスだったので、いくら古くなってもサッと拭きあげれば、いっちょあがりだったんですが、今は樹脂製なので、経年劣化で曇ってきます。

そうなっていたら、ボディ面をやるついでに研磨とコーティングをやってあげるとシャキッとします。(あまりにも劣化が激しい場合は別料金になりますが、他の方法を提案します。)

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あと、磨きとコーティングで使用したバフのお手入れも重要です。

使用した液剤が固まって、それがバフキズの原因にならないように、施工が終わったら洗浄して、次に備えて乾かしておきます。

下の写真はバフ洗浄機です。

ポリッシャーを回転させながら、下からの高圧水でバフを綺麗にするというものです。
いろんなものがあるおかげで、お仕事がんばっております。

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お客様の大事な車を預かりますので、セキュリティもバッチリです。

真夜中でも、異常を感知したら数十秒で駆けつけられる仕組みになってございます。
どうぞ安心して愛車をお預けくださいませ。

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二回にわたり登場していただいた常連さんの ”ジャガーXJ” です。

新車から16年経っても、きちんとお手入れしてやれば、ず~っと綺麗のお手本のような車です。

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これからも ”こま男” の ”ちっちゃいこだわり” にさらに磨きをかけてやっていこうと思っておりやすので、どんどんご依頼くださいね~!

当店なりのこだわり一例 (コーティング編)

前回はフィルム施工での ”こだわり一例” をやりましたが、”こま男” としてはまあまあ自己満足できる内容だったと思います。

今回、調子にのったところでコーティング編です。

自分では、あたりまえと思ってやっていることが、お客さんから見たら 『そこまですると~!』 っていうことがあるみたいですが、そういうところが ”こま男なりのこだわり” なのかな~、なんて思っております。

その一例をちょっと紹介させてもらおうかなと・・・。

よく、 ”おしゃれは足元から” と申します。

車もおんなじことで、いくらボディ面がピカピカでも足回りがドロドロだと、気分が萎えてしまいます。

なので、洗車する前には必ず足回りの洗浄から入ります。

足回り専用の洗剤を、タイヤ・ホイール・タイヤハウス内に噴霧し、汚れを浮かせつつ、スポンジでゴシゴシキュッキュッキュとやります。
タイヤハウス内に腕を突っ込み、ゴシゴシするときは手を傷つけないように、グローブが欠かせません。

夏場は、ちょっと高価ですが、ダイビング用のグローブが一番使いやすいです。
冬場は腕カバーつきグローブに、ダイビング用グローブの重ね着がいいです

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足回りの仕上げには高圧洗浄機で、手の届かないところも汚れを剥ぎ取ってやります。

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次に洗車ですが、水道を使う場合は、下の写真のようにホースを肩に担いで、ボディとホースが接触しないように注意します。

よくフェンダーとかルーフの角のところに垂直に線キズの入った車を見かけますが、こうすることによって、無駄にキズを入れなくて済みます。

あと、ここを約20年前に建てた時、全ての作業をこの加工場内で完結させられるように、床に傾斜をつけ、三層構造の樹脂で塗り固めてもらっております。

なので、洗車した水が溜まることなく、常に清潔な環境で作業ができます。
ここも ”こま男” なりのこだわりです。

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次に、洗車しても落ちない鉄粉や、空中浮遊塵がボディ面に固着したザラザラ汚れは、鉄粉除去剤と ”トラップネンド” で落とします。

前にも紹介しましたが、この ”トラップネンド” は普通に使うよりも、石油ストーブの上にブリキのバケツを置き、お湯の中で複数個のネンドを柔らかくしながら使うのが ”私流” です。

こうすることによって、ボディ面のプレスラインとかアールのついているところとかに対して、追従性がよくなるからいいんです。

なので、真夏でも湯沸しポットと石油ストーブが活躍します。

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ネンドをかけ終わったところで、ボディ面全体を高圧洗浄機で流します。

この時、棚に置いている材料や道具、照明器具なんかに水がひっかからないように設置しているビニールカーテンがありがたいです。
これも、 ”こま男” の要望で業者さんに付けてもらいました。

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あと拭き上げ前には、あっちこっちに水が溜まっているので、それを飛ばすためのブロアが重宝します。

ホームセンターで数千円であるものですが、ここでも ”こま男のこだわり” がありまして、延長コードにつなぐコンセントのところを短く改造してもらって、水浸しのところで使用しても漏電しないようになってございます。

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とまぁ~、コーティングにたどり着くまでにいろいろとありますが、今日のところは電池が切れつつありますので、次回また頑張るということにして、この辺で失礼させていただきます。

ご清聴、ありがとうございました。



フィルム施工、当店なりのこだわり一例

いろんな業界の職人技を見て思うのは、その仕事に対する思い入れの深さ、責任感の強さが、プラスひと手間などなど多くのものに反映され ”仕上がり” の良し悪しを決定するんだな~、ということです。

カーフィルムを貼り始めて25年ほど経ちますが、まだまだ修行している気分です。

できるだけ美しくフィルムを貼るために、自分なりにこだわっているところをちょっと・・・

市販のフィルムを貼ったことのある方はお分かりかと思いますが、一番は ”ゴミ” の混入をどう防ぐかです。

どんなにカリスマ職人が貼っても、若干の ”ゴミ” は入るもんですが、素人さんとプロでは、レベルが全く違うべきだと思っております。

うちでは約20年前、この加工場を造り込む時、通常のスチール製シャッターの内側にガラスシャッターを併設しております。

ゴミを嫌う作業中は、スチール製シャッターは開けつつ、そのガラスシャッターを締め切って外の環境に左右されないようにしております。

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下もコンクリート打ちっ放しはホコリっぽいので、加工場全体を、たしか三層構造だったと思いますが、樹脂床にしております。

貼る前には霧吹きをやってこれでもかです!

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あと、フィルムに付着したゴミを落とすには流水が一番なので、自作したコロコロ付きボードにフィルムを付けて、ザーザー流します。

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で、貼ります。

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あと、”ゴミ問題” とは違いますが、貼る時にその車のパワーウィンドウを上下させたりして、バッテリーが消耗してしまうので、先手を打って充電しながらやります。
バッテリーは一回あげてしまうと、かなり寿命が短くなってしまうらしいので、逆に ”満タン” にして返すくらいの気持ちです。

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最近はリアゲートなんか電動のものも多かったり、ちょっとパワーウィンドウを動かすのにスイッチを入れるとライトが点灯してみたり・・・
ハイテク化が進むにつれ、バッテリーに依存する度合いが高くなってきたように思います。

なのでそういうところも、できるだけ抜かりなくやっていかなければいけません。

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ご近所でいつもご依頼いただいている外車屋さんからのボルボ、ノーマルでも十分かっこいいです。

ばっちり仕上がりました~!

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これからも、”日々是精進” の精神を忘れず、できるだけ楽しく永くやっていきたいな~、なんて思っております。

またこらからもどんどんご依頼くださいね~!






プロフィール

カーポリッシュ・ツル

Author:カーポリッシュ・ツル
カーリペアを専門に「お客様の満足をやりがいに!」をモットーに20年間営んでおります。車をピカピカに美しく仕上げるために、常に新しい技術や設備を取り入れ、お客様の笑顔をいただければと願っております。何でもお気軽にご相談ください。

■TEL/FAX 092-926-1547
■福岡県筑紫野市原田7-2-10
 (〒818-0024)

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